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*赤城 ２*
さて、それからとある日の買い物帰りのバスの中。
お年寄りが立ってるので席を譲るのですが、これまた前回の傘の時のようになります。
どうぞ→近くだから平気よ→いえ、私も近いので→でも…→まぁまぁ→どうしましょ
「その子、意地っぱりだから、怒られる前に言うこと聞いた方がいいですよ。」
ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!! この声、そしてこのセリフ！
これでようやくお年寄りは席に座ってくれました。
「オッス、いいとこあるんだね。」
“お年寄りに譲るのはあたりまえだよ。意地っぱりってどういうこと？”
デイジーは意地っぱりに引っかかったみたいですが、私は気になりませんでした。
むしろ、まるで「言うこと聞かないと怒る」ように言うのはいかがなものかっ！(# ﾟДﾟ)ﾌﾟﾝｽｺ!!
「無理に意地をはる人ってこと。それより、どうしたのお洒落して？デートの帰り？」
“ほっといてよ。そっちこそ、休みの日なのに制服なんか着て。”
どうもデイジーの癇に障ったらしく、ツーンとした言い方ですね(；´∀｀)
まぁ確かに赤城のこの言い回し、怒り気味の人のイライラのツボ押す感じですねぇ。
しかし赤城、さりげなく男の影があるかどうかチェックしようとしてる？（笑）
「制服が好きなんだ。ほっといてくれよ。」
あーもうこの二人はぁ(；´Д｀)制服が好きで休日出歩く男子がいるかいな。明らかになんか用事でしょう…。
“そっか、はばたき学園の生徒だもんね？自慢したくてしょうがないんだ。”
工ｴｴｪｪ(´ﾟдﾟ｀)ｪｪｴｴ工 デイジーもまた嫌な言い方するなぁ！
しかしそんなにはばたきは別格なんですか…？デイジーが劣等感抱いているとしか思えないですよ…。
「トゲがある言い方だな……君、もう少しやわらかい話し方覚えた方がいいぜ？」
“気に入らないなら、話しかけないで！”
「ああ、そうするよ！」
うわぁ…( ´ﾟдﾟ)
言い合っても仲良しってカップル、嫌いじゃないんですけど…、やっぱあまり言い合わないで欲しい…(´・ω・｀)お互いちょっと気を遣えばこうはならない程度の内容じゃないですか…。
と、ちょっとテンションが下がりそうになった矢先ですよ！くっそう赤城、分かってるな！プリプリ怒ってる女子に対して、自分が折れる方が円満な解決になると！偉いぞ赤城！（笑）
まぁもめた原因は、自分の余計な一言だって自覚もあるからでしょうけどね。
「これは独り言だけど……。」
「今日は学校に行く用事があったんだ。べつに、バカみたいに制服を見せびらかして歩いてたワケじゃない。」
（そうだったんだ……ちょっと言い過ぎたかも）
そうですとも、ちょっと冷静になれば分かることですよね。さっきの言い方は反省すべきよデイジー。でもまぁカッチーンときてしまったから、冷静に考えられなかっただけでしょう。だってデイジー基本はイイコだもん！お年寄りに席譲れるイイコだもん！
「それと……ゴメン。余計なちょっかい出して。……これも、独り言だけど。」
“ううん……。あっ、独り言だけど！”
「ハハ……。」
よかった、和やかになったε-(´∀｀*)ﾎｯ
こんな痴話喧嘩みたいなのをいきなり目の前で繰り広げられて、席譲られたおばあちゃんはアワアワしていたに違いないですよ(；´Д｀)
「あの……もし、もう怒ってないなら、君の――」
『羽ヶ崎三丁目、羽ヶ崎三丁目。ご降車の方は、お忘れ物のないように。』
ああっと、なんというタイミング！！
“あっ、降りまぁす！えっと、わたしここで降りるから……。”
「あっ、ああ……そうか。じゃあ、ね。」
赤城が(´・ω・｀)ｼｮﾎﾞｰﾝってしてるのが目に浮かぶようだ！！
なんだかとても赤城を応援したい気分ですよ！頑張れ赤城ー！！
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*赤城 １*
今日は友達の披露宴にお呼ばれしてきました。
幸せいっぱい！そんな気持ちで書き始める赤城記事！
ある日の下校時、夕立に会い、雨宿りします。
いやもうこの時点でドラマチックな香りプンプンですよね！
「……。参ったな。」
おお！これが赤城！…申し訳ないんだけど、あまりにもなんか…普通……。
しかし最後までやって、この普通がどれだけいいかを思い知らされるのです！！
1よりは現実寄りなキャラが増えた気がする2。でもやっぱ皆個性派ぞろい。その中で赤城は本当に普通な男子なんですよね。ああ～(・∀・)ｲｲﾖｲｲﾖｰ赤城～。見た目では興味湧かなくてごめん(；´∀｀)
しかしデイジーは私のそんな気持ちをよそに、「カッコいい人」と思うんですよ。そうか、カッコいいのか…（失礼）
どうも2では、はばたきの生徒ってだけで一目置かれちゃうようですね。
「やみそうもないね。」
わぁ話しかけられたぁ(´∀｀*)ｳﾌﾌ
「そうだな、とりえず……このまま雨宿りするしかない。」
うん？なんかちょっと不思議ないい回しする人だな。
「ねぇ、駅とコンビニ、ここからだとどっちが近いと思う？」
おっなんだなんだ？
「傘、売ってるだろ？濡れたままこんなところにいたら風邪ひくよ。」
まぁここは一緒に行く方を選択ですね。
一緒に行かないのを選択した時のをメモり忘れたんですが、たしか傘買ってきてくれるんですよね。なにこのいい人っぷり。しかもお代取らなかったような…。
「二人とも濡れることないよ。僕が行ってくる。」
「いいって。意地はるなよ。」
ここは意地はらなきゃいけません。
何故なら意地っぱりデイジーがこのルートの売りなので（笑）
「ハァ……。じゃあ、行こう！」
「傘は売ってたけど……。」
最後の一本しかありません。まぁ運の悪い。
…いや、まて、これは相々傘って寸法じゃね！？ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━???
「僕は他を探すから、早く買えよ。」
“いいよ。どうせもう濡れちゃったし。そっちが買いなよ。”
「ホントに意地っぱりだな……。よく人から言われるだろ？」
“そっちこそ！”
まぁ待てお二人さん。相々傘しろって。家が逆方向だとしても気にすんな！
まったくこんなチャンス逃しちゃいかんよ赤城！
…しかし、わたしの妄想は妄想で終わった。別のお客さんに買われてしまいました。
せっかくの相々傘のチャンスをををを！！！
……初対面でそれはまずないですかね？（苦笑）
「あ～あ。早く買わないから。風邪ひくぞ。」
“お互い様だよ！……クシュン！”
「ほら見ろ。意地はるからだ。……クシュン！」
わぁもうなにこの二人(ﾉ∀｀)
「しょうがない。お互い走って帰ろうか？」
“うん。風邪ひかないようにね。”
「そっちこそ！それじゃ！」
（フフ、なんかドラマみたい）
在りし頃の月9のようでしたわ！
お互い意地はって「そっちこそ！」と言い合うのがブームなんですね、わかります（笑）
結局しょっぱなの幸せとか関係無い記事でしたな（苦笑）
